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その7.アボガド 2006年5月14日〜5月21日
5月14日
アボガド。これまた、結果の予想がつかない。明らかに皮がカタいから、皮はむいたほうがいいだろう。
貼ってあったシールによると、これくらいの茶色い色が熟れどきとのこと。たしかに、店にはもう少し緑がかったアボガドも売っていた。
で、まず半分に切ってみた。
わぁっ、アボガドって、真ん中にこんな大きなタネが入ってるんだ。写真は、そのタネごとまっぷたつにしてしまったところ。外側が緑で中にいくと薄い黄色になっていてなかなかきれい。さて、どうやって皮をむこうかな。
と思ったが、1ヵ所に切り込みを入れたらつるんとむけてしまった。みかんみたいというかバナナみたいというか。実の熟れぐあいにもよるのかも知れないが、これはラク。
実はチーズみたいというかバターみたいというか、強く持ったらつぶれてしまいそう。
こうして見てみると、今までアボガドのことは何も知らなかったんだなぁということにあらためて気づく。まぁ、どこかで食べたことはあったハズだが。
輪切りにしようと思ったが、実がやわらかくてうまくできなかった。ので、ザク切りにして砂糖をかける。今回も水は無し。写真は、砂糖をかけている途中。実際はもっとまぶした。
ところで、アボガド、生のまま食べてみるとどんな味がするか。
パクッ。意外と味がないな。すこし青くさみがあるが嫌な味ではない。歯ざわりがやっぱりチーズというかバターっぽい。くだものっていうより、野菜と思ったほうがいいのかなぁ。ちょっとこれは別途研究してみてもいいかも。
5月21日
1週間後。ネギと同様、十分な水分が出ており、しかも下に砂糖がたまることもなく、果肉全体が汁に漬かっている。ということを、2日おきくらいに確認したので、特にかき混ぜたりはしなかった。容器を少しゆすってみたくらい。
しかし、この見た目は悪い。ゴミだと言われたらそのようにも見える。ちょっと食べるのもためらわれるくらいだ。
味は…、おっと、これはチョコレート? クリームチョコレートというか、口の中でとろりと溶けて、しかもほんのり甘い、大人の味わい。気のせいかもしれないが、アルコール的な味もする。ひょっとして微妙に発酵してる?
ただし、チョコのにおいはしない。青臭みもほとんどないし。いやいや、これ結構いけるかも。見た目が非常に悪いから、つぶすとか(裏ごしするとか?)の加工をすれば、おやつかデザートにバッチリ。
漬け汁は、そのまま飲んでもうまいが、ちょっと濃い。だが、これは薄めて飲んだりせず、実を加工したものの上に蜜のようにとろりとかけるといいのではないだろうか。緑色に違和感がある人のために、こちらも多少の加工は必要かもしれないが。
アボガドの評価:8点
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